生活支援

 ヒューマンフェローシップでは、若者が自立を目指す上で親元を離れるサポートをしています。一足飛びにアパートを借りて一人暮らしをするのではなく、中間ステップとしての「共同生活」という選択肢は実はあまり日本では普及していません。近すぎる肉親ではなく、程よい距離感のある・身近な他人同士の暮らしは、若者たちに自己成長を促す場面・機会を数多くもたらしてくれます。

 スタッフが共に寝起きし、一人一人の変化や成長を見守りながら、基本的な生活スキル(炊事洗濯、スケジュール管理、服薬管理)から、対人コミュニケーション、仲間づくり、職場定着、余暇の過ごし方に至るまで、生活を通じての体得をサポートします。困難を抱える若者にとって最大の支援は「共に暮らすこと」。これがヒューマンフェローシップの活動理念です。ただただ共に暮らし、共に「生活すること。そこから得られる効果は測り知れません。何よりも仲間たちと楽しく笑って支えあいながら、段階的自立を目指すことが最大の特徴です。

 

  共同生活寮
(横浜市根岸地区・4棟)(石巻市渡波地区・2棟)