相 談

有料カウンセリング(予約制)
 ヒューマンフェローシップのカウンセリングは、ご家族やご自身の状況を詳しく伺った上で、見通しを持ち、より具体的に進むための方向性をご一緒にお考えするものです。何とかしてこの状況を変えたいがどうすれば良いか分からない、不安で進めない、行き詰っている、家庭崩壊寸前、相談する場所がない、etc… ご相談ください。

【軽度障がいが疑われるケース】

「子供の頃からなんとなく他の子とは違うなとは思っていたけど…」。軽度発達障がいをお持ちのお子さんは、育てにくさや友達の出来にくさ、コミュニケーションの奇妙さなど、親や周囲の人間が不安や違和感を感じながらも学習面では遅れを見せないことが多く、高校や大学まではどうにか(中にはむしろとてもスムーズに)進むことも多いようです。しかし、いざ就職となると話は別です。受験勉強とはうって変わり、話し方、表情、自己表現、万遍のない作業能力、愛想、空気を読むなど、多面的かつ総合的な能力を一刀両断に求められてしまうのが「就職」「社会」だという風に考えています。それまではどうにか定型発達の同年代たちと進級してきた若者たちにとって、ユニークさや独自性が一切加味されず、一律的な基準に当てはまらないという理由から「就職」「社会」からはじき飛ばされてしまう昨今の雇用現状は、とても深刻な行き詰まりをもたらします。

特に軽度の発達障がいがあることに全く気づかないままに成人し、就職期に初めて大きな壁に打ち当った若者やその家族は、一対何が起こったのか訳が分からず、行き場のない絶望感とともに心身ともに疲弊し、時には精神のバランスまで崩してしまうことが見受けられます。

ヒューマンフェローシップではこうしたケースの、高年齢化、経済的ひっ迫を受け、積極的な公的福祉施策の活用を提案しております。「何故自分は(うちの子供は)就職できないのだろう?」。仕事をしていない状態が長く、また、発達の偏りを心配される方のご相談もお受けしております。

【精神疾患をお持ちのケース】

ヒューマンフェローシップには、様々な困難を抱えた若者が集まっています。服薬を続けながらの就労・自立訓練は中々ご家族だけで支援できるものではありません。ヒューマンフェローシップでは、専任の看護師スタッフによる投薬や受診フォローを行っております。病状固定しており、家族の元を離れて自立するための第一歩としての「共同生活」をお考えの方、どうぞお気軽にご相談ください。

【相談費用】

NPO法人ヒューマンフェローシップは非営利活動法人です。会員年会費、相談費用などは団体の大切な活動原資となります。

  • NPO会員相談 … 3,000円/一回
    (団体の活動にご賛同頂き、法人正会員にご入会された方は、左記の費用で毎回カウンセリング・相談を受けることができます。※会費参照)

  • 一般相談 … 10,000円/一回